さあ夏っぽいネタ行ってみよう…ディープにぬ玉?
あ、でも正直いつも通りっすよ。ただしぬ~べ~の攻め傾向が強め。
恋人かつ同居設定で行ってみましょう。
☆★☆つい!出来心でっ!★☆★
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさーっい!!!!俺が悪かった!すまんっ!もうしませんっ!ちっ誓ったって良い……調子に乗ってましたっ!!だからっだから止め……っああああーっ!!!!!!!!!」
時は戻って絶叫が響く数分前。
つい、出来心で、ぬ~べ~先生は隣で寝ている玉藻先生に、ちょっといつもと違う事をしてみたくなりました。
ちょっと……この前石川先生と見た…ビデオ(オトナ専用☆)に影響されたというか…真似がしたくなった…とか…つまりはそういう事なのです。
その夜、テストの採点に精を出すぬ~べ~の横で、玉藻はすやすやと寝息を立てていました。
安心しきったその様子は、悪戯するに最適!
テストの採点を終えたぬ~べ~は、夜にもかかわらずネクタイを持ってきました。
全部自分のなのに複数本です。
「…………」
玉藻はよく寝ているようで、ぬ~べ~がちょっとそばを離れた位では起きません。
ゴクリ。ぬ~べ~が生唾を飲み込みます。
そして鼠のようにコソコソと作業を開始しました。
手首、足首……後は口!それで拘束された玉藻先生の完成です。
つまりビデオはまあそういうやつだったって事ですね。
しかし相手は狐。鼠を見つける能力の高さは猫どころではありません。
「……ん?」
そばで恋人がゴソゴソしているのには気付いていたのでしょう。
どことなく甘えた調子で体をぬ~べ~に預けたままに玉藻先生は目を開けます。
「………あι」
薄く開けさせた口にネクタイで猿轡をしてしまえば完成…そこまで来ていたぬ~べ~はちょっとバツの悪そうな顔をします。
「?」
口の異物に手をやろうした玉藻先生。しかし何故か右手に左手が着いて来る……。
その絡繰りを知った玉藻先生から甘えた様子が掻消えました。
「…………」
「……ぐえっ!」
とりあえず両の拳で一撃食らわせた玉藻先生、甘いどころかハバネロたっぷりな感じのオーラを纏ってぬ~べ~を睨みます。
「鵺野先生」
「……はい」
「これは、どういう事ですか?」
「…いや……それは……その…ひいっ!」
引きつった叫びを上げたぬ~べ~。
それもそのはず、顔の真ん前で玉藻の手首に絡み付いていたネクタイが燃え上がったのです。
「はっきりと言え」
「つ、つい…出来心で……」
もはや恋人同士の語らいではなく尋問、そんな調子で問いながら、玉藻先生はぬ~べ~に微笑みます。
「はっきりと言えと、私は言ったんですよ?」
「…………」
ぬ~べ~の全身にナイアガラの滝さながらの冷や汗が流れました。
玉藻の足首に巻かれたネクタイが灰になりました。
「……っ!?」
口に挟まっていた分は疾うに無に帰っています。
流石のぬ~べ~もハッキリしたくなります。
だってネクタイ代が……っ!!
「ちょ…ちょっと……縛ってみたくて…」
「……」
「ほら…ソフト…え、えす…えむ…?ハハッ」
「ああ、あの『メス豚』とか『ポチ』の出て来る…」
できる限り空気を軽い物にせんと、ぬ~べ~は大袈裟なポーズ付きで答えてみました。
「そうそう!それそれ!いやぁ玉ちゃん博学っ!」
玉藻が柔らかに笑い、作戦は成功した……かのように見えました…が!
「…で、私は、何役なんですか?」
「ゴフッ…!!え…アハ…アハハッ…き、狐!?」
「フン……下らん!」
今、玉藻先生の声が先程より一オクターブ低くなり、唇は先程と変らぬ形なのに瞳が残忍な印象さえ感じさせる光を宿している事から察するに、玉藻先生の笑顔は偽物だったようです。
「出して下さい」
「へ?な、何を?」
「ネクタイです」
「な、何で……かな?」
ずずいと突き出された手の平に気圧される様に後退りするぬ~べ~。
「もう悪戯できないようにする為ですよ」
「……………………」
「……………………」
「………………はい(泣)」
無言の強烈な威圧感に負け、結局洗い換え用のネクタイ達を持って来たぬ~べ~、その目尻には涙がキラリ。
対する玉藻はパーフェクトスマイルである。
「ありがとうございます」
「うう…なあもしかして俺、縛られんの……?」
「は?」
笑顔を崩し、目を丸くする玉藻の拳の中では黒いネクタイが順に赤い炎をあげ白い粉へと変わっていく最中だった。
「!!!!?ちょっ…ちょっ……ちょっと待った!まさか」
「はい、全て例外なく燃やします」
「~~~~~~~っ!?」
ぬ~べ~の声無き絶叫の後には冒頭の叫びが続きました。
……そして翌朝。
「おはようぬ~べ~!あれ?ネクタイはどうしたの?」
「ははーん、さては食うに困って質に入れたわね!」
いつもの如くぬ~べ~にちょっかいを出す郷子と美樹。
小学生という生き物は担任教師の変化に敏感なのです。
「ぐ……聞かないでくれ」
「わかったわ!ぬ~べ~ってば彼女ができたんだ!それで彼女の部屋に忘れてきたのね~~…ぐふふ、皆に言いふらさなきゃ。あ!広~っ!」
「ええっ!ぬ~べ~に彼女なんていくらなんでもないわよ美樹。ね、ぬ~べ~!妖怪か何かの仕業?」
「ええい、うるさいっ!これはなっ……これは、クールビズだっ!!」
実際は恋人の部屋に『忘れてた』のではなく『灰になってしまって使えない』のだが、微妙に的確な所をついた両名を捕獲し、叫ぶぬ~べ~の目尻には、またしてもキラリ光る物があったのだとか……。
☆★☆画像はぬ~べ~と郷子となかなか許してくれない玉藻先生★☆★
…BLって、鬼畜多いじゃないですか。
でも玉藻にんな事しようとしたら、たとえ普段玉藻受けな感じでもブチ殺されそうだなとか思いまして。
前日…先生好き好き格好いいv大好きv
↓
縛る…駄人間がっ!
位になりそうです(笑)
でもこの話の感じだとその場でガッツリ仕返ししてるしぬ~べ~も謝ってるから…暫く苛めたら元通りになりそうですね。
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