フリー絵だった二人、ミニスカの丈がめっちゃ短いですね。
じゃあまあそれをネタに、玉藻先生&ぬ~べ~同居ネタ+ゆきめ+いずなで。
ぶっちゃけ非カプ物になる感じですが、最後だけほんのり、ぬ~べ~→玉藻傾向があるかもしれません。
☆★☆今更メリークリスマース★☆★
ゆ「鵺野せんせ~いvメリークリスマース」
12月24日夜、片方は断りまくった、片方はお呼びがかからなかった、そんな事情で別に華やかなクリスマスの予定がない男二人が全くもっていつも通りの食事をしていると、どこから見てもクリスマスな格好の雪女がベランダに現れたのでした。
鵺「ゆ、ゆきめくんっ!?」
玉「!!」
ゆ「開けて~」
ゆきめは窓をこんこんと叩きます。 ぬ~べ~は玉藻をチラッと見ます。
お客は明らかにぬ~べ~に来ているのですが、この部屋の主は玉藻だからです。
そして、部屋の主はというと、歯を食いしばってわなわなと身震いしておりました。
ゆ「もう!意地悪~」
ガッシャーーン!
高らかに響くのはガラスが氷塊で崩壊する音…。
ぬ~べ~相手の時より堪忍袋の緒が短いのは気のせいでしょうか。
ゆ「よいしょっ。鵺野先生、見て下さい!今夜は私が貴方のサンタク…きゃっ!」
ゴトッと固い音をさせながら袋を先に投入し、破れた窓から侵入を試みたゆきめでしたが、何やら小さく悲鳴をあげて立ち止まりました。
極端に短いスカートが、破れたガラスに引っ掛かったようです。
ゆ「やだ…」
ゆきめは眉根をよせて、少し破れてしまったスカートの裾を持ち上げました。
ぬ~べ~は、目を白黒させながら家主の様子を伺っています。
玉藻は、と言うとまだわなわなしています。いや、耳を澄ますとブツブツ言っています。
ゆ「…狐さん。どうしたの?」
ゆきめがぬ~べ~にくっつきながら、どこか悪いの?と首を傾げます。
玉「出て行け!」
ぬ「ゆっゆきめくん…ιまあまあ、玉藻もそうきつく言わなくても…」
ゆ「もう…本当に意地悪なんだから。はい」
ドチャッ。
溜め息混じりに言ったゆきめが、先程の袋を玉藻の真ん前に移動させます。
玉「何のつもりだ?」
敵意を隠そうともせずに、玉藻がゆきめを睨みます。ぬ~べ~、完膚無きまでにスルーされてます。
ゆ「プレゼント!クリスマスなのに寂しいから、私と鵺野先生をやっかむんでしょう?」
ゆきめに悪意はありません。ただ邪魔な狐さんに黙っていて欲しいだけです。
玉「黙れこの淫乱雪女!…っ私は、ただ自分の部屋にふしだらな格好の女がいるのが気に食わんだけだ!!」
ゆ「誰が淫乱よぉっ!目逸らして照れながら言ったって迫力無いんだからねっ!!変態っ!!」
鵺「二人とも、落ち着け!!」
べしょっ。
?「うーん…」
玉「!!」
まずは物音に一番敏感なひとがビックリしました。
鵺「ゆきめくん?」
ゆ「あ、溶けちゃった。きっと暖房がきつすぎるのね」
?「……みたいな…」
何だか覚えのある声と、気に、男性陣がハモります。
鵺・玉「まさか……」
そして協力プレイで、どうも人の形をしているように見える袋から中身を出します。
やっぱり、中身は いずなでした。
い「ううっ……くっそ、妖怪めぇっ……」
水滴を滴らせ、寒さにふるふると震える いずなもやっぱりサンタコス。
あまり防寒の役割を果たさなさそうな赤い衣装は、溶けた氷の水を吸い込んで、いずなちゃんの体にびったりとくっついています。
裾が多少破れた程度とは段違いなエロチックレベルに、ゆきめはその手があったかと臍を噛みました。
さてさてそれ見た玉藻先生ですが、反応やいかに。
玉「何をしてる?」
い「うわっ!性悪狐!?」
玉「……」
鵺「玉藻?落ち着けよ」
すたすたと別の部屋に行ってしまった玉藻、確かあっちには首さすまたがあったような…、嫌な予感に顔を引きつらせたぬ~べ~。
ゆ「気に入ってくれたみたい♪」
鵺「(万一の時は止めねば…)」
嬉しそうにぬ~べ~の腕に腕を絡める ゆきめ、かなり厚手のフィルターをかけているようです。
い「へくしっ!」
寒さに耐えかねて、いずながくしゃみをした時でした。
ボフッ。
い「きゃっ、何すんだ!?」
玉「拭け。風邪を引くぞ」
い「え、あ、うん…みたいな」
バスタオルを投げた後、そう言って、玉藻は別のタオルで床を拭き始めました。
い「管狐!制服とってきて」
下着に挟み込んでいたらしいリップクリームの殻から管狐を呼び出すいずな。
それを見て「使い走り程度で使うな」と文句を言う玉藻。
有無を言わせず追い出す素振りは見えません。
これには流石にぬ~べ~も、ゆきめも驚きました。
鵺「…玉ちゃん?その格好は、…ふしだらじゃないのか?」
ゆ「そう、ですよね」
いずなの格好は、ほぼゆきめと同じです。
それに対して、いずなはキッとぬ~べ~を睨みましたが、玉藻はと言うと、何を当たり前なことを、とでも言いたげな目をぬ~べ~に向けます。
玉「フン、これですか?私は人間の女などに興味は無い。貴方と一緒にしないで下さい」
つまりは、びしょ濡れの犬っコロが家に転がり込んできたら乾かす位の事はしてやるだろう?と。
そういうことだったようです。
い「コレって何だよって感じぃ」
ゆ「……私には、興味あるんだ」
鵺「……(俺だったらどんな反応するんだろう)」
それぞれの思惑うごめく状況下、話題の中心はぶつぶつと「ここは私の部屋であって集会場じゃない」などとぼやきながら、床を拭いていたそうな。
★☆★ふう…もう2008年だなんて、言わせないんだからねっ!☆★☆
ふん、こればっかりは、今年の(去年のなんて言わないんだからねっ)フリー絵がネタなので、無理にでもUPしたのでした。
何か、引っかかりませんか?『人間の女には』って限定した表現。
あ、もしかしてもう400だし…さりげなくアピ…iudhjwuih。
アピijasjioが『妖怪にはアリアリ』なのか『男はOK』なのかはまあ、趣向にあわせて判断ってわけで、今回は前者で行ってみました。
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