午前二時ごろに、書いて投稿しようとしたら消えやがった一個前の誕生日ネタ…なんか冗長な上に、なんか中地半端なんで、もうぬ~べ~がより悲惨な方に書き直そうかと思ってます。
だって玉藻×ぬ~べ~なら、何か別なんで、キッパリハッキリバッチリ玉ぬなんを思いついたんですもん。
うん、別に玉藻×いずなとか石蕗丸がやりたかったからとかそんなんでは決して多分きっとメイビーないと思いますYo!?
☆★☆じゃ!行きましょうぞ、美味しい眉毛のケーキの元へ!!★☆★
今日は玉藻の誕生日~☆
かわいそ ぬ~べ~とっ捕まった~☆
玉『ふふふ、楽しいですね。鵺野先生V』
鵺『……これが楽しい顔に見えるか?』
玉『はい♪』
鵺『俺は今、お前に誕生日おめでとうなんて言った事を激しく後悔してるよ』
玉『もう、照れないで下さいよ~』
鵺『…………』
ぬ~べ~、返事をする気力が無くなってきました。
ぬ~べ~本日の最大の失敗は、ばったり会った玉藻に『誕生日だっていうなら何か一個だけ言う事聞いてやるよ。あ、でも金のかからないやつな?』と言ってしまった事です。
下手すると人生最大かもしれませんね。
予想外な勢いで喜んだ玉藻に、家に引っ張って行かれた挙句脱がされて超焦ってたら『一緒にケーキ作って食べましょう』と、何だか凄く平和なお願いをされて凄くほっとしたのも束の間……、何ていうかこんな事になったようです。
↓
鵺『……(頬についている生クリームを舐めようと舌をのばしている)』
玉『♪』
鵺『なあ、玉藻。これ、完成したらどうすんだ?』
玉『言ったでしょう、食べるんです♪』
鵺『なあ凄く嫌な予感がするんだが……どうやって?』
玉『あ……』
鵺『(考えてなかったのかよ)』
玉『じゃあ先生が選んで良いですよ。ナイフとフォークで切るのと、包丁で切り分けるのと、スプーンで頑張ってたべ…』
鵺『待て!!!!!』
玉『はい?』
鵺『何かそれ、俺の体が大変な事にならないか!?』
玉『治りませんかね?』
鵺『無理!無理無理無理無理無理っ!!』
玉『駄目ですよ、先生に諦めなんて似合いません』
玉藻先生、ぬ~べ~の事を完全に過大評価しています。
鵺『そーいう次元の話じゃないだろっ!食べるのはクリームだけ!』
玉『はぁ…仕方ないですねぇ、苺はあげますよ』
鵺『ちがーーーう!!!俺は食うなって言ってるんだっ!!』
玉『……じゃあ、齧るか、舐めるか…』
鵺『……え゛』
それでもまだ齧るという選択肢が残ってるあたり、玉藻先生、ぬ~べ~の言いたい事を半分程度しか解っていない感じですね。
☆★☆で、どれを選ぶんでしょうね、ぬ~べ~★☆★
ってか、変ですね。よくある(?)感じに鵺野先生頂きます♪→ぎゃーーって展開のはずだったのに…あ、きっと絵に描いた玉藻があまりに普通にウキウキしてるからでしょうね。
恐ろしい馬鹿さ加減だよ玉藻先生。
妖力より脳力が凄く心配です。
きっと、秋彦さんとは誕生日被ってたんだと勝手に信じて進みましょう。
いぇー玉藻先生バースデイだぜって事で童守町の皆さん祝ってください。
え~…
え~じゃねえっ!
☆★☆なんつか、最初に書いたのが冗長だったので絵について話すだけにしました★☆★
玉藻先生の誕生日の色々
・いずな(病院休憩時間に)
い『管狐は、味噌を食べるんだ。だから……はい!誕生日プレゼント』
にょっと差し出したのはタッパーからヘラに取った味噌。
玉『……いらん』
い『はぁっ!?ワケわかんないし!』
玉『いらぬ物はいらぬわっ』
い『~~~~っ!』
べちょっ……。
玉『ああっ!!』
涙目で怒るいずなは、襟を正して院内に去らんとする玉藻の白衣に、味噌を擦り付けました。
玉『貴様……』
い『三倍返し!忘れたらコロスっ!!』
玉藻に更にもう一塗り。もう機嫌をなおしたらしく、してやったりと笑ういずな。
玉『後で人気の無い所で二人きりにならないか?30倍位にして返してやるから』
い『えー、プレゼント貰ったからって調子乗んなって感じぃ。お前とデートとかありえないみたいな~?』
玉『……迎えに行ってやるから覚えておけ』
休憩時間もそろそろ終わり。
故に仕事に行くしかありません。捨て台詞を残していずなとバイバイしますが、『セーラー服を朱に染めてくれる』と言う大問題発言をすれちがった患者に聞かれてギョッとされたとかされないとか。
ちなみに、実際は味噌の面積の30倍くらいの染みが出来るようにぶっさしてやる予定だったのですが、ぬ~べ~に怒られたので断念(笑)→海に放り込んで全体的にうっすら塩が浮いて困るというコースを選択してます。
・ぬ~べ~(夕方)
月末なのであまり金がありません。暫く財布を眺めていましたが、何やら思い付いたみたいです。
台所でごそごそしています。
鵺『お、あったあった♪狐と言ったらこれだよな』
これ=カップ麺(キツネうどん)(爆) ってな訳で玉藻の部屋へ☆
部屋に入れてもらって、さてさて何て言って渡してやろうか…なんて思っていたらば……
カチャカチャ…
鵺『ん?玉藻?』
カチャカチャ…
玉藻は何故か首さすまたをいじっています。
何だ?まさか機嫌悪いとかそういう事なのか!?
ぬ~べ~、はらはらしながら玉藻の動きを見守ります。
玉『ふんっ!』
ドスッ!ぐちゅっぐちゃっ…
玉『ぐっ…』
鵺『玉藻!!?』
ぬ~べ~は確か、玉藻のこの人化解除をまのあたりにするのは初ですよね。
パッと見自殺ですから大混乱です。
鵺『玉藻落ち着け!なっ何かあったのか!?俺で良かったら、話聞くぞ?なっ?話してみろよ!きっと…』
玉『ふぅ…、何をしているのですか、鵺野先生?』
鵺『……え?』
玉藻はドクロ片手に、自分にすがりつくぬ~べ~を見下ろしています。
ああ、ドクロ、外してたのか……ドッと体の力が抜けたぬ~べ~はとりあえずその辺の机によっかかりました。
すると、玉藻も妖狐姿で机に。
ぬ~べ~が横目で見ていると、ドクロを真正面に置きました。
そしてすっと出した物は友絵さんの写真(爆)
鵺『!?』
玉『誕生日おめでとう。残念ながら今年もよろしく』
ドクロに言う玉藻。そう今日は秋彦さんも誕生日。
こころなしか、ドクロが嬉しそうです。玉藻の方は、何やら物思いに耽る様に無表情に座っています。
鵺『…………なあ、その写真……』
まさか、隠し撮り?と聞きたいぬ~べ~が引きつった顔で口を開けば玉藻が横目でそちらを向きます。
鵺『……いや、何でもない』
玉『ああ、無論、彼女にはバレてませんよ?』
鵺『……(俺のライヴァル!!/涙)』
そして何かもっと出しにくくなるカップ麺(笑)
・で、石蕗丸(夜)
『今年こそ…今年こそ言うのだ!『玉藻様、誕生日プレゼントは自分でございます』…ヨシッ予行練習もイメージトレーニングも完璧だ!こ、今年こそはオトナの階段を…!!ハァハァ』
手首にリボンを巻き巻きしながら悶々とする若狐。
しかし、悶々とし続けるばかりでは今日が終わる!意を決して部屋に飛び込んだ!!
石『玉藻様っ!この石蕗丸、玉藻様の御誕生日を御祝いしたい所存でございます!』
玉『そうか。それは嬉しいな』
石『はっ!それで、あのぅ……たたた誕生日の……おっ御祝いに……』
何やら今年は、谷にいる訳でもないのに妙に祝われるな、等と玉藻が和んでいる前で、石蕗丸はモジモジしています。お顔真っ赤です。
石『贈り物が…ございまして……』
玉『わざわざ届けに来てくれたのか。苦労をかけたな』
石『はぅっ』
ニコッと笑う玉藻の顔を見て、緊張とか色々が倍になった石蕗丸。
いっ、言うのだ、言うのだ、言うのだっ!!!!
石『玉藻様っ!』
思わずギュッと目を閉じて、リボンを巻いた手を前面にかざします。
石『贈りっ、物は……』
玉『またリボンをくれるのか?』
ありがとう、そう言って玉藻が笑います。
石『え……』
玉『石蕗丸はリボンが好きだなぁ♪』
石『あははっはははははは!ハイッ、大好きです!』
玉『今年はピンクか。愛らしいな』
石『はははははは…(泣き笑い)』
はいツブツブ作戦失敗!
ぬ~べ~がこの段階まで部屋にいた場合、心の中で叫んでそうですよね。
「いや!どう考えても『プレゼントはワ・タ・シ』ってやつだろそれ!」と。
☆★☆石蕗丸の失敗暦10年とかだったら面白いなと思います★☆★
……でも、『似合うか?』とか言ってリボン巻いてくれた玉藻見れたら万々歳だと思うんだ(をい)