いや、寧ろ硝子の命。硝子の地球を救えじゃなくて硝子の大腸菌コンピテント細胞を殺すな。
今日は実験でこいつを使っているのですが、こいつ……細胞壁をズタズタにして、プラスミドが入りやすくしてあるのですが……か弱いっ!!
コンピテントか弱っ!
もーう、ちょっとでも手荒な事したら『無理です死にます。じゃっ☆』Byコンピテントみたいな。
だってピペットで吸う時に泡がたったらもう駄目とか氷入りの箱に入れとけとか揺らすなとか……。
あまりの弱さに感動しました。
『あたし、デリケートなの』
みたいな。
己の弱さの上にふんぞりかえるような…もうお前ある意味強いなって感じ。
…まあ普段は細胞壁にがっつり囲まれている訳だから…それだけ細胞壁ってのが強いんですね。すっごいなぁ。
まあ頑張ってコロニー作ってくれたまえよ。
はい、インキュベート一時間が暇なクェーサーでした。
…あ、このか弱い大腸菌、実験後半にはなんかたくましくなったらしく、ゆーらゆら揺らされてもトンボみたいなんんでヌーリヌリされても大丈夫な子になったぽいです。
この記事にトラックバックする