うちの研究室の実験室は、冬である現在、暖房がマジで効かない。
今日クェは昼から六時間以上籠っていたが、クェが実験室に入るより前からあったフレークアイス(平たく言うと氷、魚屋さんとかで魚の下に敷いてあるやつ)の山は溶けなかった…つまり、あの部屋の、少なくともあの蓋無しの発砲スチロールの箱の中は零度付近をキープしていたという事になる。
マイナス何十度とかの冷凍庫があり、冷蔵庫も一杯、パソコンだって常時起動中……奴等の放熱は全く戦力になってないのかこの光射さぬ農学部棟……!
今日はPCRの機械も電気泳動の機械も後ゲルに紫外線浴びせる機械もカメラもプリンターも動かしたというのにっ……!
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はい。で、今日はクェが何かPCRうまくいってないと聞き付けた先輩が手伝ってくれてまして…その時の、先輩の発言。
「夏はクーラー効かなくて最悪」
……クェ、大阪の猛烈なクーラーが大の苦手でして……。
で、先輩は「クーラーが無い」とは言いませんでした。
まあね、実は付けないものの、路地でバナナが年中生育でき、アロエがメキメキ育ってバンバン花を咲かせる位暑い中百舌鳥…冷房無かったら死ねるに違いありません。
クェは大学行って初めて真剣に『太陽に殺される』と思いましたもん。
もうそれ以来サングラスが手放せません。奈良の、山に遮られた薄暗い日光に慣れてるから。
……ただ…もしも、クーラーが動くが効かないだけなら……それはクェにとっての楽園である可能性があります。
だってクェ、夏が機械のせいで寒いのは無理ですが、冬がそれなりに寒いのはなんとかならんこともないんですよ。
うふ。夏が楽しみです。
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