黎さんとこでやってた企画のクェ投稿分まとめ。
まず絵その一
黎さんの霧廻さん。ストレスの多そうな彼の発散方法は(精神年齢の)小ちゃい子をいじめてほくほくすることだったりして(笑)みたいな話をしまして、その結果描いちまいました。
霧廻さんに懐く小ちゃい子代表:姫織さん(左)、同じ世界観の生き物ではないけどうちのブラン(右)
いずれも、生まれてから現時点までの時間は……人並み以上w霧廻さん、19歳ww
何か、高齢者おちつけですね。
で、第二段
ソラさんの笑さんの帰宅時を喜んだ総が笑さんにハグ。
子供の特権、低身長発動で下から上に勢いよく抱きつけばですねぇ…皆さん、タンクトップなんかこう…大きなお乳を保護するには頼りないじゃないですか!
きっとちょっとぽろりしたと思うんです。
それをうっかり晴汰さんあたりが目撃してたらですねぇ…こう、いつまでも子供だ子供だと思っていた妹の思いがけない成長っっぷりに鼻の欠陥もはち切れますって…みたいな!ね!!
盛り上がった乳を描きたくなったんですすみません。
さて、この後には文章で送り付けた分をUPして、最後の最後に少々見る人を選ぶ微BLネタを行っときます。
小説その1!
黎さんの霧廻の慇懃無礼設定を忠実にやろうとしたら凶暴化したYO!!ヨシュア氏もひっぱって来ちゃいました☆
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慇懃暴虐地獄道~ナイストゥーミートゥー当主様編~
第一子の成人を待たずして現れた新地獄道、どうせ中身は今までと変わらない事を知っている当主は大変期待していた。
正直、もうカップ麺やほか弁暮らしは嫌だし洗濯したての綺麗なシーツが恋しい。
今日、新地獄道の霧廻が執務室に正式に挨拶に来ると聞いていたため、ヨシュア青年は近頃は使い捨てなのでいつも新品のシャツに袖を通して地獄道を待った。ネクタイは敢えてよれた物…察しの良い彼に現状を気付かせる為だ。
程無くしてノックの音がし、扉が開き、恭しい態度の男が現れた。年の頃は二十歳前後…これではそう長持ちしないだろう。長子にはやはり地獄道を継がせることになるか…。
ヨシュアは軽く値踏みしながら相手の慇懃な挨拶を聞き流した。
どうでも良い…どうせ何度でも聞くことになる台詞なのだから。
それよりも何よりも、ヨシュアには言いたいことがあった。
「白々しい挨拶だが…今後ともよろしく頼むぞ、霧廻。コホン…ところで、僕は久々にお前のオムライスが食べたいなっv正確なレシピはお前の右目の奥だろう?屋敷の誰も同じものは作れないからな」
あたかも長年連れ添った相手に告げる様に言って悠然と笑む当主に霧廻は柔らかな笑みを返して歩み寄る。
「大変つまらない物ですがお納め下さい」
「?」
踵を返して調理場に向かうはずの相手が寄ってきた事に首を傾げたヨシュアの脳裏に火花が散った。
霧廻が急所蹴りを放ったのだ。
「どうぞ暗殺にはご注意下さいね、ヨシュア様?」
キョアッ!?
と言うすっとんきょうな悲鳴を上げて前のめりに倒れた当主にあからさまな嘲笑を向けて新地獄道は部屋を出た。
床で悶える天上道の右目には、自分好みに育てた子供達との崩れ行く楽園ライフの幻と、これから始まる地獄の日々が映し出されていたという。
「オムラ…イ、ス……」
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第二弾は珍しくシリアス…でもないか。しかも勝手にヨシュア氏死後にしてすまんです。
キャラは篠守さんの明架さん、うちの総!
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重なる声
傷だらけで任務から帰った修羅道は足元からキンキン声を浴びせられ、ぼすぼすと叩かれながら溜め息を吐いた。
「明架っ、聞いてるのか!」
「聞いてる」
「なら僕が何と言ったか繰り返せ!」
「……そんな高い声もう出ないんだ」
「大事な事だ、はぐらかすな」
「修羅道の力は俺の体が傷付く程に強くなるのは知ってるだろう?仕方無いんだ」
「いいや、仕方無くない。努力不足だ。…僕のあげたお守りだっていつも置きっぱなしだし…わざわざ能力を使う必要の無い敵だっているはずだ。負傷の言い訳にはならない!」
父の死からこちら、末弟にして当主の総は必死に背伸びをしている。だからこうして、いつもなら父が来る筈の医務室に押し掛けて、父の代わりに説教まで始めたのだろう。
明架は悟られぬ様に溜め息を吐いた。
総、未だ年若い新当主…成人済みとは言え幼さの残る容姿故、街の住民に侮ってかかる者が出てもおかしくはない。
それならば当主を守る駒が、異様なこの力を示し恐るべき者として玖遠を再確認させる必要がある。命を磨り減らすのは駒である自分の務めだ。
「父様の頃から明架は自分を駒だと言い続けたけど…明架が玖遠の駒だとしても、大事な、大っ事な駒なんだ!最後の最後、寿命まで絶対無くなっちゃいけないんだ!」
「傷口を叩かれると痛いんだが…」
涙声の当主の言葉に正面からは返事をせずにベッドに背を預けた明架は、一人の男の声を思い出していた。
『明架、もっと自分の身を顧みろ』
…もう聞くこともないと思っていた言葉。
頭の中のそれと重なった声変わりも終わらぬ声に小さく笑うと、また傷口に拳が入った。
「明架、もっと自分の身を顧みろ!」
「わ…解ったから……叩くの止めてくれないか。傷が開く…」
「わっ!?ティッシュ…じゃなくて包帯…!うっく…止血しなきゃ明架が死んじゃう」
御先祖様、明架はまだ早いです。まだ駄目です。連れて行かないで下さい……一頻り泣き喚いた後、急に落ち着いた弟の応急処置はまるで父の手に依るものの様で、傷付いた修羅道の体は安堵の眠りの中に沈んでいった。
「明架…」微睡みの中で聞いたその声は…。
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そして最後に
企画終了ギリギリ最後の最後に滑り込んだのは腐キャラ喜虎の妄想具現とか言う切ない代物w
まあその後で373さんがやってくれたからよし!
黎さんのヨシュア氏と霧廻さんが被害者でまさかの義理家族カプです。
人を選びますw
でもきっと黎さんなら大丈夫って信じてたっ!←
楽しい企画、ありがとうございました~~~☆
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