昔、夏休み頃にニュースで聞いた時にはマジでビビったこの名前。
昨日、久々に聞きました。
クェ、獣医の学科の授業で微生物のがあるから受けてみてるんですよ。今回は細菌の、グラム陽性菌(グラム染色とかいう操作で染まる奴ら)の話だったんですよ。
で、今回やった中にレンサ球菌(鎖みたいに丸丸が繋がった奴等)も含まれてました。
人喰いバクテリアはこの仲間みたいです。
あれに喰われる病気は激症型A群溶血性レンサ球菌症て名前がついてるようで……クェは小さい頃、この目に見えさえしないバクテリアなるものに食いつかれたら最後、体が丸ごと儚く消え去ってしまうのだと思ってガクブルし、何と恐ろしい世の中になったものだろうと思っていました。
今回の授業では、体の中の菌の姿だけでなく、患部の写真まで見せてくれましたので、どの様に喰われるかわかりました。
何か…奴等は人を外からバクバク食べるのではなく、内から、筋肉を壊死させるという攻撃を仕掛けてくるらしいですね。
そんな訳だから、体が忽然と消えたりはせずに、熱が出てめっちゃ痛い思いをして10時間位で壊死始まるらしいです。
で、見た写真ですが、先生が『苦手な人は顔を背けるように』と言うのも解らんことはない感じでした。何か壊死した所は人体ってこんな色になんの!?って色になってました。
しかも既に壊死した部分くっつけておいたら負担だからか脚切断済みだし。
でもうわ~グロいって感じはしないんです。むしろブドウ球菌でとびひになってる赤ちゃんの方が、まず死なない症状なのに「うわ~」って感じなんですよ。想像つく範囲内だから。
何て言うか、普段の知識から想像できる範囲って狭いなって感じです。
こんな強烈な連中も細菌に変わりないから抗生物質で死ぬらしいです。改めてそれ聞くと、抗生物質耐性菌はなるべく出ないようにしなきゃならないなと前より強く思います。
[0回]
PR