御詠歌。
今日はこの前死んだ祖父の成仏ロードの一環なのか故人を偲ぶ会なのかなんなのかよく分からないのですが御詠歌なるものを歌いに行って来ました。
何か宗派や地域によって死後の儀式も違うようですが…まあ何か…歌の内容は関西寺巡り?みたいな感じです。
御詠歌は昔、祖母の時にもやったんで仄かに記憶があるのですが、当時は古典なんかやってたかやってないか微妙だったんで単語レベルで意味不明で『むーらぁさーきーのーく~も~』とか、当時のクェの知識でも分かった物が印象に残っていました。
今なら…『はなのうてな』が『花のうてな』でうてなが周囲を見渡せる台…塔みたいな物であったなら『花の塔』…凄い美しい光景を歌っているのだなぁとか思ったり。
辞書で調べてみたら『うてな』に花の『がく』って意味があってそっちかなぁ?とも思ったり。
で、それとはちょっとメロディラインの違うナムダイジダイヒなんたらかんたら言うのと、カンゼーオンナームーブツなんたらかんたら言うのとがあるのですが、後者が異様に耳に残って困ります(^_^;)
町内の人達が来て、その中の一人が坊さん役みたいにしてカンカン叩きながら御詠歌とかを唱えていたのですが、不意に、この前のお葬式で、近所の親戚揃ってゾロゾロ骨壺を埋めに行きゾロゾロと爺ちゃん家に行く道中でまだ生きてる嫌いな方のバアさん(普段は愛知におる)が『こういうのも田舎っぽくていいねぇ』とか言っていたのを思い出しました。
んで、こういう、近所の非血縁の人まで来てお経上げるとか喋るとかってのもノスタルジックに感じるのかなと思いました。
何か、おばちゃん同士互いに力士にたとえあったり、アンタの顔存在感あるわ~ウチの太ってた時みたいやもんとか言うやりとりをしていて仲良しさんでした。我が家の町内とは偉い違いで羨ましい感じでした。
何か、徒歩圏内なのにうちの方は町内うまくいってないみたいなんすよ。
あ、今日はおっちゃんに、お葬式の時に聞きそびれたニワトリを絞めそこなった話の最後を聞けました。
あのおっちゃんは酒の力を借りなくても臨場感あふれる魅力的な話をします…文句たれても流石はあの爺ちゃんの子って感じです。
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