TAという、院生向けの、学部生の実験の授業の手伝いバイトみたいなのがあるのでやってます。
結構面倒なのですが、前回のその実験内容が大変ネタに…いえ、まあ、興味深いものでした。
授業で言葉でだけ聞いてもイメージつかなかった『デンプンをさらす』という言葉の実演を見れてよかったです。
様々な、食えそうもない観賞用の花の球根と、球根に毒のある彼岸花が素材でした。
そいつらから好きなのを選んで、下ろし金でゴリゴリ磨り潰してガーゼで濾して汁を水に入れる→沈殿を待つ→上澄みを捨てて水を入れる→撹拌して沈殿を待つ…ってのを繰り返したら澱粉が精製されて、吉野葛みたいな感じになるのだそうです。
今後自分や日本がえらいことんなって餓えたら根っこですね。
『大量に水が要るけどこれでとりあえずカロリーは取れる!こういう学部に来たんだから知っておいて欲しい』と教授がとても拘ってました。
『ね、簡単でしょ?』ってノリでしたが…飽食の現代っ子にはちょっと面d…コホコホ。
まあ、いよいよヤバい!ってなるより前にデンプンゲットのために動かなきゃ死ぬってことはわかりました(笑)
それにしても、強い毒があるよと言われた彼岸花の球根を、指を傷つける恐れのある下ろし金でガリガリ擦る一回生にはビビりました。
だって多分食べなきゃ大丈夫っぽいとは言え、直接皮膚に触れさせ血管に入る可能性のある行動とか…一応、手を洗うまでは目や口という粘膜組織に触れないようには言いましたが…彼岸花の毒ってどう接種すると効くんだろ。もぐら避けになると聞きましたが…擦った時の悪臭を嫌がるのかな?
でんぷんとか顕微鏡で見たことないんで、横から見せて貰ったりして楽しかったです♪先生も楽しんでました(笑)
なんか、TAやってると後輩達が羨ましくなります。
クェ達は一期生だったもので、先生達の実験プランが熟成されてなかったんです。だから結構グダッてたりしたんですよ。最近のは一歩踏み込んでて良いです。
後何回かあるし、楽しむぞ~♪
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