昨日は七夕っすね、日付変わったけど妄想ですよ。
前~に書いたアホな事この上ないネタの真ん中の奴(玉藻:元からホモでぬ~べ~が好き、熱烈アタック中、ぬ~べ~:至ってノーマル、そうでなくとも玉藻は眼中に無いってか無理)の関係性な感じで七夕話。
☆★☆玉藻の羞恥心の基準★☆★
今日もまたまたぬ~べ~を口説き(襲い?)にやって来た玉藻先生。
残念ながらぬ~べ~に辿り着く前に生徒達に見つかり、取り囲まれてしまいました。
「キャ~っ、玉藻先生~!」
「(しまった……)な、何かな?」
内心かなり嫌な気持になりつつも微笑む玉藻。
「今、七夕やってるんだよ~先生も短冊書いて!」
「え…ああ(くだらん…)」
玉藻は満面の笑みの生徒達が色とりどりの色紙を差し出すのを断る訳にもいかずフェルトペンと紙と睨めっこするはめになりました。
「お願い事書くのら!」
「欲しい物とか書いたらいいよ!」
「えーっ、それはクリスマスよ~」
「広!あんたがこの人にそれ聞いてどうすんのよっ!!」
……欲しい物?
騒ぐ生徒達の中、ピクリと、玉藻のフェルトペンを持つ手が動きました。
そしてさらさらと書いて…背伸びして笹のてっぺんに短冊をつけました。
あの長身で背伸びした先ですから、小学生ごときには文字が見えません。
「あーん見えない!」
「何て書いたんですか?」
「何しに来た!?」
『フッ…秘密だよ。ところで今日鵺野先生はどこにいるのかな?』と言おうとしたら標的が自らやってきました。ラッキーです。
「鵺野先生!私を探していて下さったのですね!?うぐっ……!」
「触るなーっ!」
とりあえずハグした玉藻先生はボディに強烈な蹴りを食らいました。
「ぬ~べ~酷い!玉藻先生は私達と一緒に七夕を楽しんでただけなのに!」
女生徒がぬ~べ~を睨むが、蹴られた本人はケロッとしています。
「フッ、嫉妬されてしまいましたか…。しかし鵺野先生、ご心配には及びませんよ。私が興味を持っているのは貴方だけだ」
……訂正。ケロッとどころか増長していました。
「しっし!俺が心配なのは生徒の方っ……てお前何か願い事書いたのか?」
「え……」
「まさか『強くなりたいでーす』なんてお星様に願ってるのか?」
ニヤニヤとぬ~べ~。メルヘンチックな行動が面白かったらしい。
「え……っ、ああ!!そうですとも!……七夕祭は…霊験灼かですからねっ」
ちょっとうわずった声で言うと、短冊を見ようとしたぬ~べ~の手を弾く玉藻。
「何だよ良いじゃないか。見るくらい減るもんじゃなし」
「…だったら貴方だってちょっと一晩位私の好きにさせて下さっても減らないじゃないですか……」
「俺は減る!よっ…と♪」
「あっ!……~~~~~~~っ!」
「フフン♪残念だったな。どれどれ~…………………………………」
短冊を見たぬ~べ~は、ある意味予想通りの言葉に顔が劇画タッチになりました。
予想が外れて欲しかったからです。
ちなみに書いてあった言葉は『鵺野先生』……。
「……………」
ぬ~べ~は精神的にボロ雑巾の様になりながら玉藻を見ます。もう突っ込む言葉もありません。
対する玉藻先生はというと、唇を噛み締め顔を紅潮させています。
「見ないで欲しかったのに酷いですよ!鵺野先生の馬鹿人間!変態!覗き魔!………っ絶対責任取ってもらいますからね!!」
「熱っ…。ちょっと待て!お前に変態呼ばわりされるいわれは無~い!!」
「ぬ~べ~変態なの…?」
「うわー、嫌んなっちゃうよ」
「ぬ~べ~、移さないでよね、変態菌」
玉藻先生は短冊を燃やし、わなわなと肩を震わせながら言いたい放題言って走り去ってしまいました。生徒に多大な誤解を残して。
「うぅ~あんにゃろー………どう考えても抱き付く方が恥ずかしいだろがぁっ!!」
感じ方は人それぞれ(笑)
☆★☆この後玉藻先生は『責任取って』ぬ~べ~がお嫁に来てくれるようにひっつきまわします★☆★
ふぃーやっぱ三日位前から打っておくべきでしたね。
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