ヌタ!?あ、いやネタ!
サイトのクリスマス絵はオリキャラにしちゃったんでこっちじゃぬ~べ~で行こうかと。
同居ネタの癖に恋愛の臭いが極端に無いです(爆)
甘いどころか鼻水の味な感じな勢いで玉藻が痛くても大丈夫ならばレッツゴウです☆
☆★☆時は二十四日!★☆★
そしてきっと日曜日、二人とも仕事無し!って事で。
居間かなんかで。
じぃ~っと、まるで初登場時に広にやった級にぬ~べ~を凝視する玉藻。
非常に居心地が悪いぬ~べ~。
鵺『……な、何だよさっきから…』
玉『フッ、先生の手際の悪さは凄まじいですね。もう12月ですよ』
鵺『……泊めてくれてどーもありがとうございます~!』(イヤミな口調にムカーっと)
玉『ところで、今日は何日かご存知ですか?』(フフーンと何故か得意げ)
鵺『あ?…クリスマス…イヴか?何だ?はっ!さては看護師さん達にデートに誘われたとかそういう事を自慢して独り身の俺を嘲り笑う気だな!?』
玉『あ、それに関しては先生に感謝せねば。一人しつこい女がいましてね。先生のマネをしてみたら簡単に追い払えましたよ!』(ご機嫌。どうやら幽霊話をやってみたようです)
鵺『……ああ、そうかい。で?妖狐はキリストが生まれようが死のうが関係ないとか言いたかったのか?』(ムカつくのでちょっと意地悪くしてみちゃいます)
玉『フッ、確かにそうです。しかし貴方方は違うのでしょう?』
鵺『へぇ、俺達のクリスマスがどんなもんか知ってるのか?(こいつたまに抜けてるからな、どーせ本場の過ごし方位しか知らんのだろ)』(ニヤニヤ)
玉『私を舐めないで頂きたいですね、鵺野先生。既に調査済みです』(軽く悦っている)
鵺『(ゲ、新しく覚えた事を披露したかっただけか!しまった…何か凄く嫌な予感が…)』
玉『日本人はケーキを食べたり、プレゼント交換したり、恋人と過ごす日と認識しているのです!』
鵺『ああ、そう、へー、で?(何時間位続くんだろうな~…)』
玉『以上です』
鵺『へ?ああ、そっか』(ホッと胸を撫で下ろす)
玉『鵺野先生もするんでしょう?そういう事』(ずいっと近くに寄る)
鵺『…さっきも言ったろが!俺は独り身だっつの!』(プンプン)
玉『それは知ってます』
鵺『え……じゃあ何だって言うんだよ(汗)』(ま、まさか冒頭の視線の意味わ…!?ガタブル)
玉『私は関係ないですが、先生はクリスマスではしゃいだりするんでしょう?』
鵺『玉藻?まあ、そりゃ浮かれもする…かな』
玉『じゃあ、「クリスマス」やりましょうよ』(何やらとても嬉しそう)
鵺『……え?(まさかこいつ、クリスマス祝いたかったからさっきからひたすら構ってきてたのか?)』(思わず呆気にとられてます)
玉『甘党だったらケーキとか好きでしょう?』
鵺『好き!大好きだ!』(既にお目目ハートです)
玉『じゃあ作ってあげますよ!』(にこっと笑っています)
鵺『!!!』
ぬ~べ~超絶ギョギョギョッとします。
この前のこの世ならざる料理を思い出したからです。
ヤバイ。また、死亡フラグだ…。しかも料理が案外楽しかったらしいから、もう止めるのは不可能だろう…。
そしてぬ~べ~がとった苦肉の策…
鵺『い、一緒に作ろう!?』(引きつった笑顔)
玉『……貴方にできるんですか?知ってます?ケーキって材料にお湯を注ぐだけではできないんですよ?』
鵺『知っとるわ!!』
玉『まあ良いでしょう。手伝わせてさしあげます』
…クッキングタイム…
ああ、何が悲しくて俺はこいつとクリスマスイヴにケーキ作ってるんだろう…。
ぬ~べ~、気分がふさいで来ました。
でもまあ頑張ってスポンジ作ります。俺が中心になって作りたいと宣言したからです。色々混ぜます。菜箸で混ぜてます(爆)
玉藻はゴボゴボと生クリーム作ってるっぽいです。調理器具が足らない作業は念力でとかいうサイキックお料理です(をい)
ってか何気に材料が準備してあったって事は最初からクリスマスはぬ~べ~とケーキ食べる気満々だったんですね玉藻先生。
……
↓↓
はい、スポンジ失敗☆
ぬ~べ~、玉藻に冷たい目で見られてます。
鵺『……こっこんな道具でやるから……か、家庭科室位に物が揃ってたら俺だって……』
玉『ふーん。じゃあ作ってみてくださいよ。家庭科室で(怒)』
鵺『く~~~~っ!!やってやらぁ!!』(機嫌悪い感じに歩いて童守小へ)
玉『…はぁ、私も作り直しですね』
なんかケーキ勝負の様相を呈してきましたね。やっぱこの二人には非常時以外の協力プレイはできないのでせうか。
↓↓
そして夜。
ぬ~べ~、トボトボと帰ってきます。
玉『どうしたんですか?鵺野先生、酷く落ち込んでいるように見えますよ?』(クスクス笑う)
鵺『……ふん!これが笑っていられるか!』(何か微妙に固まった部分もある灰を床にまく)
玉『面白いケーキですね』
鵺『失敗したんだよっ!』(イライライライラ~)
玉『フッ、どうやら今回は私の勝ちのようだ』
鵺『…ま、まともに食べられるんだろうな』
玉『大丈夫ですよ。前回は、鵺野先生に奇怪な症状が出ましたが、今回は人間の世界にある物しか使わないでつくりましたから…』(チョット照れくさそうな感じ)
鵺『あ…、そ、そうなのか?(意外だなぁ、絶対面白がってまた魔物料理をやるんだと思ってたのに…悪い事しちまったかな)す、すまんな、最初、邪魔して…』
おや、期せずして良い感じじゃないですか!クェーサーさんビックリですよ。
玉『もう、机に並べてあるんで、食べませんか?』
鵺『お~っし食べるぞ~♪♪……おおっ!これホントにお前が作ったのか!?』
凄いじゃないか~などと目を輝かせて言いつつケーキ見物。
玉『♪』
鵺『いっただっきま~す♪』(ばくっと一口)
玉『(わくわく)』
鵺『…………』
玉『?』
鵺『う……』
玉『??』(固唾を呑んで見守る)
鵺『……ぐ……』(小刻みに震えている)
玉『鵺野先生?』
鵺『ん…ぐ…、た、ま…も……』(必死こいて飲み込み、涙目で玉藻を睨む)
玉『美味しいですか?(ドキドキ)』
鵺『こんなもん食えるかぁぁぁぁあっ!!!!!!!!!!』(絶叫)
玉『え!?』
ぬ~べ~、ベランダへダッシュ。
↓↓
暫くしたらぬ~べ~が居間に帰ってきました。
玉『妙だな、さっきと味は変わっていないのに……』(首を傾げながらケーキ食ってます)
鵺『……』(顔が青い)
玉『先生!きっとさっき食べた場所が特異的にまずかったんですよ。もう一口食べてみて下さい』(はい!とフォークにぶっささったケーキを差し出し、軽く放心状態のぬ~べ~に握らせます)
鵺『……』
玉『あの、食べないんですか?』
不意にチャイムが鳴ります。
鳴ったと思ったらほんのり戸の向こうから妖気が漏れ、声がしました。後、急に室温が下がってます。
?『こんばんは~っ。鵺野先生ごここにいるって聞いて駆けつけました~♪♪』
?『みたいな~』
ゆきまちゃんといずなです。
玉『ム!?』
鵺『おお!ゆきめ君!いずな!』(キラキラ)
玉『ぬ、鵺野先生!なんですかこれらは!?』(ガタっと半分立ち上がる)
鵺『……戦力。女の子はケーキ好きだからな』
玉『どういう事です!勝手にこのような小妖怪どもを呼ばないで下さいよ!』
鵺『こんなもん食えん。嫌がらせか!?』
玉『なっ今回はちゃんと味見したら美味しかったです!!』(前回はしてなかったらしい)
鵺『どういう舌してるんだお前は!?』
ゆ『わぁ!ケーキと鵺野先生なんて…狐さん!なんて素敵なクリスマスプレゼントかしら…お返しはしっかりするわねVVVだから遠慮なく頂くわVV(特に鵺野先生)』
い『っていうか何かトッピング変って感じ~。クリスマスならサンタの砂糖菓子じゃんみたいな~』
どうやらぬ~べ~が呼んだらしい女性陣、全くもって遠慮なし☆
玉『ぅぅぅ…(怒)』
ぬ~べ~にキレられるし、邪魔は入るし、玉藻ん散々ですね。
ちなみに、ケーキのスポンジの層の間には、クリームと共に、刻まれた油揚げが入っていたわけです(爆)
さらに、表面の緑の蛙は、砂糖に漬かった……本物でした(爆)
☆★☆同居の癖してカプっぽくね~ってかオールキャラ風味ですね★☆★
……しかも、実はこの先、玉藻×石蕗丸だったりするんです。
玉藻とぬ~べ~でカプ物な感じで行こうと思ったら…きっとぬ~べ~がですねぇ、テイクアウトしようとするゆきめの誘いを断ってくれちゃったりなんかしちゃってですね!
…あ、ノッてきたからいってしまいますかね。よしよしまた分岐させりゃ良いんですよね。
☆★☆じゃ、玉藻とぬ~べ~でラビュっておしまい!!★☆★
悲惨なケーキに非難轟々!
いずなは即効帰りました。
で、残った面々はと言いますと…
ゆ『鵺野先生Vこれからデートしましょう!!』(ぬ~べ~の腕にぎゅ~)
鵺『う~ん…その、ゆきめ君、悪いんだが…』(にえきらね~)
ゆ『え~、良いじゃないですかぁ』
玉『……食べないのならさっさと帰れ』(ケーキの不人気っぷりをとても気にしている御様子/ぬ~べ~は!?)
ゆ『何よ』(むむ~っ)
玉『食べたいのならばいつまでもいると良い。なんなら食べさせてやっても良いぞ?』(笑顔怖し)
ゆ『くっ!それだけは凍らせても御免だわ……鵺野先生!来年は、私とデートしてくださいね!!』(玉藻にフン!と言って出て行く、ヴァレンタインはチョコアイスで負けないし、来年はアイスのケーキ作って誘惑よ♪と思っている)
しーんとなった屋内。
玉『……』(とりあえずもう一口ケーキ食ってみる)
鵺『……』(玉藻の方をちらっとみる)
玉『……』(もう一口食べる)
鵺『……俺も、もうちょっと貰っていい?』
玉『?……』(きょとんとして咀嚼中)
鵺『だ、駄目か?』(ポリポリと頬をかく)
玉『……じゃあ、口移しで』(にこ、と笑うとケーキもう一口とる)
鵺『~~~(汗)しかたないな』(照れっ照れ)
玉『では♪』(頬染めケーキ食って、ちゅ)
あとはよしなに~☆
☆★☆…ゆきめの誘い断ってまでって…どんっだけラヴラヴやねんおまへらっ!!★☆★
何か、珍しく玉藻がパクパク食ってますね。
ってか、何をどうしたらこんな創作料理を……たこ焼き凍らせて食べるゆきめもそうだが、妖怪の味覚テラ怖す。頑張れ玉藻、ぬ~べ~の味覚破壊(そっちかい)
☆★☆待たせたな、石蕗丸★☆★
じゃ、ケーキが不味くて皆にキレられた玉藻、その後を×石蕗丸ルートで行きませう!
あ、この場合、皆はケーキがデラックス不味かったのでぬ~べ~と連れ立って口直しにラーメン食いに行ってます(鬼)ま、玉藻の普段の行動が悪いのでおちょくったとかそんなふうにとられたのでしょう。
さて、まずぽつんと部屋に残された玉藻ですが、しゅーんとしつつケーキ食べてみます。
玉『……美味しいのに』
寂しさMax…。ムカつくのでヤケ酒でも飲もうかなって感じです。
玉『……』
ちょっと飲んでみました。
玉『……』
よけい寂しいです。
石蕗丸を呼んでみました。
しばらくの間をはさんでベランダに面した窓が勢いよく開きます。
石『玉藻様!?いかがなさいましたか!?どこか御加減が……!?』
玉『あ……いや、別に……』(ふいっと他所向く)
石『は、はぁ……(絶対何かあったのだな)』
玉『あ、そうだ。ケーキを作ったら余ったのだ。いらないか?』
石『え?……よろしいのですか!?(ドキドキモジモジ)』
玉『良い』(ぷーんとむくれながら酒あおる)
石『いただきますっ!!』(わーーい♪♪と手を合わせ、ケーキの前に正座)
玉『……』(評価が気になるのでチラ見しつつ飲む)
石『お…美味しい!美味しいです、玉藻様っ!!』(感涙に咽び泣きつつ食す)
玉『……お、美味しい?本当か?』(ちょっとオズオズ)
石『はい!素晴らしいです!!』(キラキラ)
玉『嘘はつかないでも良いぞ?…皆嫌がって帰ってしまったし…(ごにょごにょ)』
石『なっ!そ、そんな…っこれを不味いだなんて!!そいつら頭大丈夫ですか!?』
玉『フッ…口直しにラーメンを食べるそうだ』(そろそろ酔いが回ってきたのか口が軽いですね)
石『……では、真にこれは不人気なのですね?あの、だったら全部食べちゃってもいいですか?』(モリモリ)
玉『うん……ぐずっ』(鼻すすり~)
石『ありがたき幸せ!!』(ガツガツ、一気に食す速度が増すってかもう顔から行ってる)
玉『……(なんだやはり美味しいのではないか)』(また飲む)
石『あ、玉藻様!お酒は程程になさらないと……』
玉『らいじょうぶ よってないから』(また飲む)
石『(困ったなあ完全に酔ってらっしゃる)』
しかし食べきるのをついつい優先した石蕗丸でした(笑)
つまりその間玉藻放置。石蕗丸ってば悪い子ですね(笑)
玉『つわぶきまるは かぁいいなぁ~』(ゆらゆらしてる)
石『あはは、えっと。ありがとうございます(そろそろお眠りになる感じだろうか)』
玉『つわぶきまるぅ~』(頬に手をそえて大接近)
石『!!(もっもももももしかしてひょっとしちゃったり~~~~~~~!!??)』(ドッキドキ)
何ですか、アダルトリーな展開でありますか!?
なんて思ってたらやっぱ駄目なんですね。
玉『……』(カクっと脱力したかと思えば爆睡)
石『くっ……だからお酒は程程にと申し上げたのにっ!!』(チィっと派手に舌打ち)
☆★☆『だから』なのかよ石蕗丸★☆★
そして何か駄目駄目だよ玉藻様。
でも油揚げケーキは妖狐族的にはOKなんですね。ってか寧ろ好ましいんですね。
あ、ちなみに、玉藻が酔いつぶれてた『お酒』は油です(爆)
どーなってんだ妖狐の体!
はい、この設定だとアルコールは、ザルです。ジュースや茶、コーヒー系と大して変わらず!
実は『お酒』に弱かったりしたらマクド行けませんね。バイトとかもっと無理ですね。
ってか、ぬ~べ~帰ってきたらビックリでしょうね。
よく解らないチビ狐が玉藻に膝枕してんだから。
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