こんこんはまだ分かるとして、ぬ~ぬ~て何やねんって感じですね。
はい、この前れーなさんと同居ネタで、ぬ~べ~の帰りを待ち詫びて、何故か狐の格好でクッションで丸まって寝てる玉藻なんて妄想を垂れ流しておりまして…クェって結構手を動かして考えるんですよ。
☆★☆そして出来上がった代物★☆★
玉『(鵺野先生遅いな…)』
じぃ~っと玄関を見つめながら、手では新聞をパラパラ。
玉『(遅いな~……)』
机に肘ついてぼ~っと。
玉『鵺野先生……』
いもしないのに呼んでみた。
玉『
フ…………』
かなり恥ずかしかったのでとりあえずカッコつけてみたら余計恥ずかしくなったので、そこら辺に散在するクッションをひっ掴んで壁に投げる。
可哀想なクッション『もふっ』
可哀想な玉たん(笑)『…………』
投げたクッションを取りに行き、そのクッションを抱えて玄関を見に行く。無論誰もいないし足音もしない。
玉『……』
御機嫌が、大分斜めになってきました。軽く壁にキックしてみました。
可哀想な壁『ゴンッ』
玉藻『…………』
それでもぬ~べ~は帰って来ないので、仕方ないからクッションと一緒にぺとんとカーペットの上に座ります。
脳内ではぬ~べ~にかなり馬鹿馬鹿言ってます。
玄関をちら見します。
変化なしなしなし。
やる気がなくなってきました。
玉藻先生~尻尾出てますよ尻尾。
今度は床を見ています。カーペットの毛を数えているようです。
毛が一本、毛が二本、毛が三本、…………鵺野先生が1000本、鵺野先生が……………途中から主語がおかしいです。眠いんです。
玉『(……にせん、ごじゅう、ろ………)』
ポスッ。
眠気が限界突破し、やる気が尽きました。狐姿でお寝んね完成です。
鵺『うー寒い寒いっ!』
カチャッと戸を開けて、ぬ~べ~帰宅。
上着脱ぎ脱ぎ居間へ。
ぬ『…………(ん゛?)』
何だこの毛玉。
きょろきょろと、気配は濃密にあるが姿の見えない玉藻を探します。
ぬ『……まさか』
しゃがみますと、そのドでかい金の毛玉には手足と顔とがありまして、犬とはちと様子が違う。
ってか気配がモロに玉藻。つまりこれは金……じゃなくて毛玉藻。
ぬ『……(すげぇ~迫力あるなぁ)』
ほお~と口を開けたまま、毛玉を観察中。
しげしげと眺めたおします。
どうやら真剣に寝ている様子。
ぬ『(…よく眠っているみたいだし、そっとしておいてやるかな)』
からかおうかとも思ったけれどやっぱり止めて立ち上がろうかとした、ぬ~べ~、しかしその膝に重みと温もりがもふっと加わります。
ぬ『へ?』
玉藻はすやすや寝ています、ぬ~べ~の膝に顎と右前足乗っけて。
ぬ『玉藻?』
驚いたぬ~べ~の視線の先で仄かに揺れた尻尾。
思わずぬ~べ~の頬が緩みます。
ぬ『(いつもこんなならなぁ……うわー可愛い)』
あんまりにも可愛い事をしてくれるので、ぬ~べ~超和みです。
ぬ『(ちょっと位、良いかな…良いよなっ、膝枕してやってるだし、役得って事で……)』
恐る恐る頭撫で撫で。
フカフカです。
耳触ってみたらピクピクしました。
ぬ『(お…おおっ…!!)』
可愛い…ヤバイぞ…これ本当に玉藻か?……可愛すぎる……!!
抱き上げたり、思いきり頬擦りしたりしたい…いや、待て!落ち着け、これは玉藻…玉藻は気障!気障!気障狐!……ああでも目の前のこいつ……くっ……ぬあああぁっ!!(悶絶/笑)
プチッ
☆★☆キレたぬ~べ~はこの後どうしたんでしょうね(笑)★☆★
ま、耳に指突っ込むとか引っ張るとか何か悪い事して玉藻の目をさまさせたら確っ実にブッ殺されますね。
だって玉藻は今、夢でぬ~べ~と追い掛けっこして『つかまえた~v』とかやってる最中ですから(爆)
……なんつか、やっぱり妖狐の脳味噌は果糖で出来てるんじゃないかと思われます。
ちなみに果糖…広辞苑で糖類中甘味最強とか書いてたような(笑)
あ、絵は…年賀状書きの時に、机保護に使ってた紙なんでコピック染みだらけです(をい)
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